先代 魚集作 黒節巻 15尺 5本継 綿握り昭和レトロ購入後未使用の綺麗な魚集作 城 一雄 氏のへら竿です。昭和レトロ竿で穂持ちが総漆塗りで穂持ち下も半分まで耐水塗りが施されています。玉口の変形、口割れは、ありません。購入以来未使用の為、竿の反りも殆ど無く、自然竹の範囲です。勿論紀州竿へら竿です。昨今の紀州へら竿は時代の流れから仕上塗りや下地塗りが、ウレタン塗装になりつつありますがこの竿は本漆仕上げです。オークションには、ヘラ竿の出品を多く見かけますが、穂持ち や穂先など何処かの部位がオリジナルではなく、リリアンの交換と称して、穂先折れの修理補修されている物を多く見かけます。特に穂先折れによる穂先の長さが短くなった竿は、穂先の先端の太さが太くなり、竿の調子が変わってしまいます。穂持ちを作り直した竿は、オリジナルの調子とは全く違う竿になってしまいます。今回出品のヘラ竿は、オリジナルの調子を維持している竿になります。今回出品のヘラ竿は、穂先まで全て魚集製作の竿になります。竿栓も竿と同じ焼印がございます。魚集は、源竿師の直弟子で同門には先代山彦、先代竿春、宝春生、一竿子、京極、浮草、源一人がおります。 所感ではありますが、源竿師の竿に似た作りの竿で、竿の調子は本調子の竿です。※実釣には使用していない為、素振りのみの感覚です。 出品商品：紀州へら竿　先代 魚集 作15尺 黒節巻、綿握り　5本継　購入後未使用品 へら竿：竹製へら竿竿の状態：購入以来未使用 骨董美術品、実用可能品竿師：　先代魚集　竿種類：　自然竹製 へら竿脇名：　なし竿長：　15尺（約450cm）竿仕舞：5本継　２本仕舞握り：綿握り仕上 : 本漆仕舞い寸法：　102cm穂先径：　最太部3.2mm 最細部1.1mm手元径(握りの上部)：　12.8mm竿調子：　本調子竿材：矢竹　(穂持ちは高野竹)穂先材：　削り穂(補強巻き糸有り)魚集が自ら削り製作した穂先です。付属品：　純正竿栓 、純正竿袋　※掲載写真のみ。マイナスポイント：　竿袋の尺書き 昭和時代の作品ですが、細かな傷等はございます。カーボン竿のような直線性は自然竹製品では能です。神経質な方は、購入をお控えて下さいませ。